「なぜ自分は絵を描くのか」
高校卒業までは「ただ絵が好きだからに決まってんじゃん」とか言ってたけど、
多摩美油画科に入学して、いろいろな人からの刺激を受け、自分なりに足掻いてあがいて制作してきて(逃げた時もあったけど)、四年間が終わった今、自分なりの答えが出た気がする。
自分がまともな精神状態を保つために、自分で自分を嫌いにならないために
自分の存在意義の確認作業のひとつとして、描いているんじゃないか、と。
Coccoじゃないけど、「私はここにいるのよ」って叫びたいけどできないから、でも誰かに自分の存在を認めてほしいから、それを絵でしかできないから、これからも描き続けるんだろうと思う。
もう、「好きだから」なんて言葉ひとつじゃ済まされない次元な気がする。
そのことに気付いただけで、この苦しかった四年間の価値はあったのだろうと思う。
あ、暗くてすみません。23日に多摩美術大学油画科を卒業しました。
さっき「苦しかった四年間」と書いたけど、それは悩みながらの制作や、批評会、教員免許、その他もろもろに向けてのことで。それと同じくらい、楽しいことや嬉しいことが多すぎたのも事実です。
制作時間を削られてストレスだったりもしたけど、芸祭警備局や、油画画集委員をやって本当によかったと思うし。
「そのふたつをやらなければ、もっともっと制作できたんだろうなぁ」とか正直今でも思うけど、芸祭期間中学校に一週間泊まり込んだりするなど、「本当に多摩美にいる間しかできないこと」をやる事を選んで本当によかったと思う。
制作は、まだこれからいくらでもできるし。
特に芸祭警備局や、芸祭でいっしょに仕事をした人達にはもう何を言えばいいのかわかりません。
今更だけど、こんなふがいない自分を引っ張っていってくれて、でも私は何もそれに答えることができんくて、なんにもできない足手まといで、空回りで、2、3年時はいつも怒られてばっかだった気がする。
とにかくみんなの人間性のすごさにいつも圧倒されていました。
「上に立って人を引っ張っていく人ってこういう人達なんだろうなぁ」ということを学んだ気がします。
あぁ、あと馬鹿飲みを学んだのもここだ...
四年間、いろんな人に迷惑をかけ、怒らせて、傷つけて、そのたびに後悔して。今でも後悔している事は多くあるけど、もう時間は巻き戻せないし、
こうなったら前を見て、自分がこれから全てのことに誠意を持って生きていく事がせめてもの償いになると思って、生きていこうと思います。自分よがりでごめんなさい。
この四年間で自分が成長できたかなんて、やっぱりわからないし、結局何も変わってないかもしれない。
これからどうなるかんて自分でもわからないけど、でも、最初のほうでも言ったけど、続けていくことだけは、確かだと思います。
長々と書いてしまいましたが、
2,3年時、いっしょに警備局をやった方々、4年時でとらやをやった方々、警備局の後輩、芸祭実行委員の方々、警備、芸祭関係で知り合った先輩方、サッカー部の先輩、後輩、クラブ棟でいっしょに馬鹿飲みをしてくれた方々、油画のみなさん、アトリエで愚痴を聞いてくれた人達、画集委員のみんな、
もう、多摩美で知り合った全ての人達に「ありがとう」です。
こんな一言じゃ済まされないのだろうけど、本当にありがとう。それだけです。
ほとんどミクシィに載せた日記のコピペです。ブログ用に書こうと思ったけど、言いたいこと、ほとんど凝縮しているので。
卒制学内展、卒業式、追いコン等等、怒濤の一週間が終わりました。こんなに毎日酒を飲んだのは久しぶりです。
明日からまた淡々と油絵を描いて、バイトに行き、HPではドローイング等をアップしていこうと思います。
「美大生」という肩書きがなくなり、本当に自分一人で描いて行くことになりました。不安だらけですが、死ぬ気でふんばっていくので、これからもよろしくお願いします。